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Ｃ'ｓ Ukiyo-e Museum |
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名妓三十六佳撰 豊国翁 一世一代筆 |
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| 一陽斎豊国 誌 | |||||||
 駿馬も老いては駑馬におとり 良材もくちては杉枝におよ ばずと ひとりわびたるおりからに 版もとのあるじ とひ きたり やつがれに名妓三十六佳撰の繪を揮えよともとめらるるに いなのねのいなともいはず うけひきて 彼の仇英が百美人 応挙 が仙女の図にもはぢざらめと 禿筆をなめたつるは おのれが 書風をまなべるものの手本にもと 一世一代の弓枝を きはめ 老木の花もまださかる 一陽斎の春の夕にやは 大抵成就せしかば梓のもとへわたせしに 今またまふする 色繪とはひとしからざる彫り摺りもいち上品にものしはべれば 風雨弧燈の御なぐさみにはもとめの程を希うになむ 菱亭栄中 書 豊国寿世七十七省像 国貞画 |
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| 目 次 以下 絵師 歌川豊国(三代) 版元 蔦屋吉蔵 |
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| 高 尾 | よそほい | 賎の尾 | しら玉 | ||||
| ひな鶴 | 小いな | 萬 山 | 若 妙 | ||||
| 小くるま | いく代 | 花 扇 | 長 尾 | 若むらさき | 七 越 | 勝やま | 小 紫 |
| 小式部 | ひともと | 小さん | 今 紫 | 瀬 川 | 玉きく | 歌の助 | はし立 |
| 九 重 | とこ夏 | 音 羽 | 蔦の助 | 八つはし | |||
| 花むらさき | 雲 井 | 黛 | 薄 雲 | たき川 | もろこし | 総 角 | |
| 紫衣堂 | |||||||
